PENICILLIN CHECK

〜LIVE&EVENT REPORT 00/07〜

7/15(土)
JAPANESE ULTRA WARS Episode�U
in 静岡市民文化会館 中ホール

SET LIST
Japanese Industrial Students
MONSTER
BVB
〜MC〜
ウルトライダー
理想の舌
〜MC〜
NICE IN LIP＋L
扉の向こう
〜MC〜
make love
UFO 対 ラオウ
野生の証明
Mr.Freez
CRASH
99番目の夜
ロマンス
Blue Impulse
ジュリエット（新曲）
天使よ目覚めて
螺旋階段
Chaous

　ついにライブ．毎回話題に上るミスターの雨男ぶりは，今回は十分発揮されず，曇り空
　なんと言ってもミスターは去年の夏，フェスタ静岡の屋外ライブで，自分の出番の間だけ，テレビの画面で見えるほどのすごい雨を降らせた実績の持ち主．今回のツアーでも各地で実力を発揮していたのでどうなることかと思いましたが，曇りで留まってくれました．
　ネットでお知り合いになった方，何人かと「初めまして〜」とご挨拶をして，上がる一方のテンション．そして駄目押しがツアーパンフ．今回のパンフはいいよ，とは聞いていたので楽しみにしてたんですが，ライブ前には体に毒．壊れちゃいます（苦笑）これからパンフを買う方はお気をつけて．

　ステージ上で一番に目を引いたのは，一段高くなったドラムセット（わ〜い）
　ツーバスの向かって左側には「UNION JAP」のジャケット，右側にはツアーグッズのバックと同じ図案が…そしてその後ろにはSF映画の宇宙船のような，金属っぽい壁と柱がセッティングされてました．

　定刻18時から15分遅れて「スターウォーズのテーマ」
　聞いてはいたんですけど，やっぱりコテコテで笑ってしまう．後ろのサイバーな壁が真中から上下に割れ，まぶしい光が．で，そっからメンバーが出てくるのかな〜と思ったんですが，普通に下手からおーちゃんがててててっ，と登場（笑）
　本日のお召し物は本体が赤でパーツが黒でした．逆バージョンを見た友人曰く「本体が黒だと動きがわかりにくい」そうなので，ラッキー♪
　そして美しさ50%増と評判の，ロングコートのGISHO先生．退院以来ベースを弾く姿を見るのは初めてだったので，(SOXXは別人だよね？ね？)元気な姿を見て一安心．
　ミスターはゼブラ？豹？…とにかくアニマル柄のスーツ．Xラインぽいシルエットで，かっこよかったです．
　そしてちょっと間が空いて兄さん登場．兄さんファンの友達に後で聞けばいいや，と全然見てませんでした（苦笑）ごめんね，兄さん，そして兄さんファンのみなさん

　オープニングは「JIS」
　アルバムの最初に来てるから，というのもあるけれど，やはりオープニングが似合う曲．好きです，この始まり方．「静岡でのライブが始まった〜」って思ったら，ちょっとうるうる，っとしちゃいました．
　「MONSTOR」の間奏に入ったとたん，堰を切ったように回り始めるGISHO先生．ロングコートのすそが広がって，まるで棒の先に付けて遊ぶ回転花火のようです．やっぱ動き回るGISHO先生を見ると，「ライブに来たなぁ」って実感しますね（笑）
　お次はお待ちかね「BVB」
　この曲って，絶対みんな楽しみにしてると思うから，もっと後ろでもったいぶってやっても良いんじゃないかなぁ？兄さんは「ばきゅーん，ばきゅーん」って客席に向かって撃ってみたり，おおはしゃぎ．
　ミスターのコーラスはやっぱ「さすがっ！」って感じです．もっと巻き舌でも可（笑）
　GISHO先生のコーラス，音が低いんで，聴き取りにくい．MCでは考えられないことですね（笑）
　新井くんが頑張ってセッティングしてくれたマイクで歌うおーちゃん．一度STAR MAN裏バージョンでドラム叩きながらコーラス，っていうのを見ましたが，そっちに比べるとかわいー♪まさに「マスコット〜」

　「ウルトライダー」Bメロで笑顔全開でベースを弾くGISHO先生．
　満面の笑みって，こういうことを言うんだな．顔から口がはみ出さんばかりの勢いで．きっと遠くから見たら，口しか見えませんね，きっと．
　おーちゃんも非常に楽しそうに叩いていて，もうこっちまでニコニコ♪
　一曲だけ，製作時期が違う「理想の舌」．CDでは生のバイオリンが入ったりして，アダルト〜な雰囲気で，とっても好きな曲．今回はキーボードが入って，ミスターのギターもアコギよりエレキが前に出てて，サイバーな感じになってました．
　「NICE IN LIP＋L」ミスターのギターソロがCDより長い？と思ってたら，ミスターが後ろをちらっと振り返り，ぺろっと舌を出すおーちゃん．はは〜ん，これはもしやおーちゃんが構成を間違えたのかしら．良いとこ見ちゃった(^^)v
　オトナっぽい，曲が続いたところで…おもむろにタオルを自分で持ち出してベースを「ごしごし×2」拭くGISHO先生．そりゃーそのコートを着て，それだけ動き回れば，汗も落ちるでしょうよ．実際，飛び散る汗が見えるし．
　で，GISHO先生，準備万端で迎えた曲は「扉の向こう」(会いたくて大滝でこの曲弾くの楽しいって言ってたもんな〜）この曲，拍子，テンポが変わる瞬間，どきどきします．溜まってたエネルギーが放たれて，そしてまた収束して…ライブで聞いたらますますその瞬間が楽しくて…何回でも聞きたいっす．

　アルバムの「扉の向こう」-「理想の舌」の流れ，すごく好きだし，「扉〜」の次に持ってくる曲って，かなり難しいと思うので，なにをやってくれるのかな〜と思っていたら，なんとMC．やっぱり繋がりが難しいのかなあ…
HAKUEI「韓国に行ってきました〜」
　そうそう！そのお話が聞きたかったのよ！
HAKUEI「日本のアーティストが向こうでライブをやるのは初めてで･･･（中略)…すごいことしちゃったんだなあと」
期待通り「アンニョンハセヨ」と挨拶．向こうのファンは熱くてすごい盛り上がりだった，とのこと．静岡，もの足りないですか？兄さん？
　ミスターはしきりに最前にいたナース姿のファンをいじってました．「ナース」と言えば「おーちゃん」，「非常に」と言えば「OK」くらいお決まりですが，ミスターも気になるみたいです．それとも気にしない振りをしようと試みる（しかし無駄な努力に終わる）おーちゃんを見て楽しんでるだけなのか？？
　次のGISHO先生はマイクが見当たらずうろうろ．ミスターが「HAKUEIの使えよ」（ビシッ！決まった〜！かっこいい！）と言ったところで代わりのマイクが登場(笑)
「サウナでマラソン」くらいの勢いで，やってるそうです．（友人は「サウナでマラソンなんて狭くて出来ないよ」と言っていましたが，あの方にそういうこと突っ込み始めたらきりがないから）
　韓国では日本人初のライブだと言うのに，しょっぱなから落下して，次の曲でも復活できなかったとか…「ステージに生まれ，ステージで死ぬ」（だったかな）とインタビューに答えたそうですが，お体は大切に．
　「初めて韓国でライブをやったあと，初めて日本でやるライブ」と（いう意図のことを)言ってくれたおーちゃん．気持ちはとっても嬉しいんだけど，ライブでテンションの上がった頭では理解するのに時間がかかってしまいました(苦笑)

　おーちゃんの発言を「初めて，韓国で，で…」とかみ締め理解に努めているうちに始まった「make love」
　元々曲が大好きな上に，今回のツアーではエンディングにお楽しみが．一粒で二度美味しい．
　で，毎度の事ながらエンディングを溜めに溜めた兄さん．GISHO先生と向かい合った後，刀を抜く真似．それに応じて刀を抜く真似をするGISHO先生．ファンは大盛り上がり．
　ワタクシなにも知らずに「ちゃんばら？？」などと思ってしまいましたが「ハムレット」だったんですね〜．
　緊張が高まる中，手を広げて割って入るミスター．タイミングがばっちりだったのか，まさかミスターまでやってくれると思わなかったのか，笑い転げる兄さん．今回はそんなご褒美の意味もあってかミスターを選びました．
　無事（？）make loveが終わり，ミスターがマイクに向かう…
「HAKUEIのファンも，じろうちゃんのファンも，GISHOのファンも俺に注目」
ギターのソロ（with おーちゃんのバスドラム）で始まった「UFO対ラ王」
　私はこの曲のリズムが大好きで，ひたすら踊ってました．で，テンポUPしたらどうやって踊ろうかな〜って考えていたら…あれ？終わりですか？？っていうくらい間が空いて，いきなりテンポUP．不意打ち食らわされ，とりあえずヘドバン(笑)
　「野生の証明」はキーボードが入ったアレンジ．ホーンセクションが付け加わってるみたいで，カッコ良かったです．元々BIGバンドなんかでやりそうな曲調だもんな〜
　ここからアルバム以外のライブ定番曲「Mr.Freez」「CRASH」「99番目の夜」「ロマンス」
「99番目の夜」はGISHO先生と兄さんの絡みが超エロティックで，18禁の世界．詳しく書いたらこのHPがエロサイトに認定されちゃうんじゃないかってくらいなんで，伏せておきます（本当のところ，あまりのことで直視できなかった）
　「ロマンス」の間奏中，上手側で向かい合って弾くミスターとGISHO先生．ミスターの背後に回った兄さんがミスターの肩に手を回し…ん？マッサージしてる〜最後にはご丁寧に肘を背中に当ててぐりぐり．気持ち良さそう,兄さん手大きいし．
　本編最後は「Blue Impulse」 　すごく開放感にあふれたこの曲（特にベースソロから後が好き．ドラムもカッコイイし．おーちゃんはフェードアウトのところのアドリブが苦手みたいけど），照明がより一層広がりを持たせてくれていて，素敵でした．

　メンバーの名前や「アンコール！」という声がかかってまもなく，メンバー登場．
「初めてPENICILLIN見た人〜」「は〜い」「静岡県の人〜」「はぁいはぁいはぁい」良くぞ聞いてくれた兄さん！すっごい嬉しかったです．（友人達の話しによると私のはしゃぎようはすごかったらしい）
　その後新曲2曲を披露．
　GISHO先生と兄さんの合作のほうは「うぇ」（by HAKUEI)ってなっちゃうくらい気持ちが悪い曲だとか．ミスターが作ったほうは歌詞がすでについて完成していて，全部聞くことが出来ました．サビの部分に「ミスター節」を感じたのは私だけじゃなかったはず
　お次は「天使よ目覚めて」やっぱりこれも聞かないと終わった気がしない．サビが何度も繰り返されるうちに一体感が増す感じがして，アンコールで聞くのが体に染み込んでる(^^;

　メンバーが舞台から去って，しばらくすると今度は椅子が登場．MCが始まるまでの間，おーちゃんがブラシで口元をぱたぱたしてました（もしや「男のロマン」か？？とも思ったんですが…）
「実は静岡，初めてじゃなくて一度来たことがあって…」と言う兄さん．なんでもアコースティックライブで浜松に来たことがあるそうです．その時に演奏した曲が「螺旋階段」
　ブレイクのあと，入りなおすとき，ミスターがギターを「こつこつこつ」と叩いてカウントを取り，3人の音に兄さんの声が乗って…4人の絆を目の当たりにしたような，本当にいい螺旋階段でした．音も，静けさもすべてひっくるめて．

　だから途中でメンバーの名前を呼ぶのは止めて欲しいなあ．終わった後の拍手も，もっと後でもいいじゃん？

　暴れるのももちろんだけど，これもまたライブの醍醐味．
　そして最後は「Chaous」で一暴れ．満足満足．

　やっぱり「静岡の人〜」って聞いてもらった後の記憶，曖昧ですね（＾＾；うれしくてうれしくて．
　席が良かったのもあるけれど，本当に良いライブでした．ありがとう！！

7/16(日)
Sync Veep 2000 vol.2
in ON AIR EAST

SET LIST
トキトキ
Pledge
-MC-
パヤパパ
hi-ri-ho
-MC-
Fuckin' great men
-MC-
バリバリ全開FLAT OUT
HAPPY LUCKY MONKY
STAR MAN

　今回は(今回も？)後ろで観戦．ビール片手に，ノレそうな時には踊り，そうでもなさそうな時は地べたに座り，気ままに楽しむ．おかげでSTAR MANまで体力温存．
　井口（元）編集長が樋口（現）編集長と「今回のO.Jの髪型はとんでもないですからね〜」などと話していると…
　おお，久々に出た！ジャックだ〜STAR MANのメンバーが樋口さんを担ぎ上げて退場．これでジャックに関しても引継ぎも無事終了(笑)
　おなじみのオープニングがかかる．ここでのチェックポイントはO.Jの髪型と，いつMICHIがO.Jを押しのけて先に出てくるか，という事だが，(MICHIは最後に出るのがイヤだ，とVciousで言っていた）願いかなわず，いつも通りにO.Jが先だった．
　そのO.Jの頭は横の髪を下ろし，残りを後ろの高い位置で束ねて，さらにゴムか何か巻きつけて角みたいに尖らせ，毛先を広げて星型にしてある…という確かにとんでもないものだった（ご丁寧に星は黄色にしてあるし）毎回毎回，これを考えるO.Jとヘアメイクさん，ご苦労様．

　オープニングは「トキトキ」
　相変わらず仲良しSOXX＆ROXX．また「ちゅー」してたような気が…（あまりよく見えなかった）
　仲がよろしいのは結構でございますが，あんまり女の子泣かすなよ(笑)
　次の「Pledge」は恐らく今まで聞いた中で最速（メモにただ一言「早！」って書いてある・笑）
サビに入るまえの間奏の部分がメンバー紹介になっていて「ジャ，ジャ〜ン DOXX！ジャ，ジャ〜ン SOXX！」てな具合で．いつにも増してカッコ良くつっぱった演奏だった．

　ここでMCが入る．
O.J「これが終わるとしばらくライブないから」
ファン「え〜」
O.J「うるさい！やりたくても出来ないんだよ！！」
ファン「え〜 ×■△θλ※ゞ▽≡∴」
MICHI「いいか，そこ！人の話はちゃんと聞け！」
出た！MICHIの威張りたがりMC！！808のYASUMICHA'Nもそうなんだけど，ファンに対して威張りたがるんだよね…そんなに普段，肩身が狭いのだろうか？？

　ライブ再開．「hi-ri-ho」で，「この俺にクギヅケ〜♪」って歌うO.Jが自分のつなぎの胸のあたりをひっぱって，「この俺に」っていうのをすっごいアピールしてた．大丈夫，常にクギヅケなんで(笑)
「来月リリースがあります」
「で，曲を募集中です」
という，嬉しい告知とヨワヨワなMCのあとは「Fuckin' great men」
　水を飲んで，気合を入れなおしたMICHI…でもその直後，
「忘れた〜忘れた〜♪」
と歌っておりました．君も大変だろうが，こっちも英語は苦手なので，助けてあげられません．助けたい気持ちは山々なんですけどね．
　新曲の「バリバリ全開フラットアウト」のタイトル
”バリバリ”　なんだかサイコー
”全開”　全開
”フラットアウト”　辞書を参照
と，「なんじゃい，そのままやんか」という有難い解説（by MICHI）
また出た，教えたがりMICHI(笑)

　案の定SOXX氏の頭は台風一過のようになぎ倒れていたのでした

　一番最後，O.JとDOXXが肩を組んで舞台袖へ．
　いつもにも増してテンポが速いライブだったように思うので
O.J「男らしいドラムだったよ〜．お疲れ！」
DOXX「いやあ，ボーカルだって」
という会話だったのか
DOXX「あんなテンポで歌って，ひどいよ(ToT)」
O.J「それはDOXXがあんな曲（『バリバリ全開フラットアウト』ブレスを取る所がないらしい）作るからだよ！」
という会話だったのか，知る由もない…
（以上は想像です，あくまでも）

**ライブレポ 番外編**
JAPANESE ULTRA WARS Episode�U
「HAKUEIの愛の行方〜make love エンディングリポート〜」

　今回のツアー，アルバム以外で絶対外せない曲，「make love」
なんといってもエンディングが見物ですね．兄さんが誰を選ぶか，そこまでになにをやってくれるか．
本人達も楽しんでるフシがある…
さあ，みんなで兄さんの愛の行方を見守ろうではありませんか！（笑）
それからミスターの雨男っぷりにも磨きがかかってるので，
それも載せちゃいました．
コレに載っていない会場の情報，夜露死苦！

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