会いたくて大滝 ごーるでんぱんち

〜01年02月分〜

01年2月3日

*今週はとある相撲部屋からの放送。

リスナーからのお便り 1
『うちの息子は365日のうち245日は遅刻をするは、金髪にしたと思ったら、丸坊主になって帰ってきたりしてわけがわからないヤツだと思っていましたが、その上をいくペニシリンの話を聞き、いつかは人として生まれ変わるんだなぁと安心しました。』

GISHO「まずね、はっきり言うんですが
 金髪になったと思ったら丸坊主になるっていうのは僕の中では全然いいと思うんですが、遅刻、ダメ!これは認めてないの、俺。遅刻は絶対ダメ。
 たまには人間はアンドロイドじゃないんで、それとか、ものの10分、15分はいいんですが、僕は昔はすごいだらしなかったです。ウチのウルトラゴールデンパンチお父ちゃんは、僕、若い頃、何やっても怒られなかったです。今まで、父親に怒られた事ってあんまりないんですけど、遅刻だけはすっごい怒られた。
 幼稚園の頃ダラダラしてたりするとすっごい怒られてね、
『遅刻すると人の信用を無くすから、遅刻だけはするな。大人になって遅刻して仕事場に行くと最初に「すいません」ってところから始まるから対等に話ができない。』
と、幼稚園の僕に向かって語ってた父親がいたんですけど、だから遅刻はダメです。
 でもね、金髪とか丸坊主はいいですよ。僕も全然、学校でいう校則で丸坊主じゃないといけないっていう学校に転校してったんですけど、僕は最後まで丸坊主にしなかったですね。

 あと、オートバイの免許をとっちゃいけないっていう学校にも通ってたんですけど、全然そんなのしちゃいけないっていうのがわかんなくて、事故ってね、後ろからタクシーにど突かれて、ちょっと事故にあって学校に連絡がいった時に学校にバレて、なんで俺は謹慎になるかがよくわからなかったですからね、その頃はまだ人間になってなかったんで。
 その上、家の親はそういうのも全然気にしなくてね、
『そんなの別に法律がいいんだからいいんですよ。』
なんていう親だったんで、逆に締め付けるとよくないですね。

 バランスっていうのがあってあんまり締め付け、締め付けってやると、レールに乗って人に言われた事しか出来なくなったりするんで、逆に自由に『何でも好きにやれよ。』とやると自由の裏の責任みたいなのがついてまわるからね、いいバランスでのびのびと育っていくと思います。
 俺、子供もいないのにこんな話ししてアレなんですけど。」

リスナーからのお便り 2
『先日テレビで新婚さんいらっしゃいを見ていたらある男性が自分の大切なところであっちむけホイをして鍛えると言っていたんですが、そんな事出来るんですか?』

GISHO「すごい質問だね。
 いや、俺は何でも出来るよ。月面宙返りとかも出来るしね。
 結構、GISHO、HAKUEIがワザ師ですね。千聖、O-JIROは全然ダメです。あっちむけホイはやった事はないけどね。
 こういう技ね、STAR MANのDOXXさんROXXさんがよく温泉いったりして、最初のうちにウワ〜って温泉とかに飛び込むのは僕とおーちゃんとやすみっちゃんなんですが、気付くと裸でバトルをあの二人やってるんで、あの二人は出来るんじゃないですかね?
 すごいね、こんなのテレビの番組で放送するんだねぇ。
新婚さんいらっしゃいがまだやってるっていうのが僕の中では不思議でしたね。」

リスナーからのお便り 3
『最近、私はインターネットやチャットにはまってます。GISHOさん、今はまっているものは何かありますか?』

GISHO「今ね、はまってるの・・・ないです。
ないんですけど、この間ペニシリンのツアーがあったんですが,その時にSTAR MANのビデオの編集が終わらなくてiMacを持って移動してたんですけど、
『なんでそんなiMacなんて持って移動すんだよ?なんでPowerBookの方、持ってこないの?』
って言われたんですけど、そこには理由があります。
 PowerBookじゃ動画のメモリー数がなくて、動画やるにはあれしか出来なくてあの荷物を持って歩いていたんですが、とにかくライブをやります、で、あ〜、もう疲れたって完全燃焼して戻って来て、そっから動画をやったり、ペニシリンの新曲を作ったりとか、あの毎日が楽しかった。
 だから、ツアーとかたぶん夏とかにはやると思うんですが、最新のG4が出るという噂で、それを駆使して、今度はPowerBookを持ち歩いてペニシリンの新曲だとか、ビデオの編集とかね、ライブやって曲作ると、ライブの時にやってたテンションのまま曲が作れるっていうのが僕の中では新しくてね。
 まわりの人は『そこまでやんなよ、可哀想だ。』とか言うんですけど、僕の中では幸せいっぱいで、どんどんやりたいなぁっていうのがあるんで。
今はとにかく1曲でも多く作って1曲でも多くベースひいたり、一回でもライブやったりってそういうのがはまってんのかなぁと思います。
 僕もね、ちょっと今、ホームページの方を作ってるんですが、ちょっと難航してます。
 なぜかというと張り切り過ぎて、重た過ぎて難航してますけど、また、出来たらそれはオフィシャルとは関係ない、秘密の誰も知らない情報とかこれから僕がやっていく隠しトラックとかね、いろんな意味で内緒の事を作っていこうと思うんで、GISHOとか大滝純とか興味のある方、出来たらお知らせするんで、ぜひ見てほしいと思います。

 最近いろんな番組とかで『はまってるものは何ですか?』とか聞かれるんが、ホントに何にもなくてね、つまんねぇヤツだなぁって自分では思ってたんですけど、音楽やる事とかビデオ作ったりとかそういう事しかないのかなぁと思ったんですが、それだけ天職だと、で、この仕事をやってるのかなぁと思えてるんで全然いいです。その他、なんか新しい趣味とか持ちたいんですが燃えてくるものが最近なくてね。」

曲 イナズマ (PENICILLIN)

(Written by コミュ)



01年2月10日

*今週はすごいへんぴなコンクリートジャングルの中にある高床式倉庫からの放送。

リスナーからのお便り 1
『1/24の横浜ベイホールのライブでラストにmake loveをやってくれましたが、あれはもともと決まっていたのですか?
それからGISHOさんの歌うhi-ri-hoがとてもよかったのですが、O-JIROさんの歌うhi-ri-hoが聞けなくて残念です。」

O-JIRO「今さぁ、作ったでしょ?途中から。」
GISHO「作ってない、書いてあるじゃん。」
O-JIRO「ホラ、GISHOさんよかったですで終わってるじゃん。」
GISHO「またねぇ、1枚のFAXから心が読み取れない、むなしい男だよ、本当に。」
O-JIRO「だから呼ばれないのかな、俺。」
GISHO「そうそう。
『?』とか『笑』ってところでO-JIROさんに歌って欲しいんだけどそういう事言えないこの子の気持ちが俺にはヒシヒシと伝わってきてたのよ。」
O-JIRO「大適当GISHO先生はいってるんじゃない?」
GISHO「はいってないよ。」
O-JIRO「本領発揮したでしょ?」
GISHO「という事で、ラストにmake loveをやったのはどういう事だったんですか?」
O-JIRO「あれは『それではみなさんまた明日〜」』っていうのが言いたかったが為にmake love。」
GISHO「最近アンコールとか全然決めてないですよね。」
O-JIRO「決めてないですね。基本的にはアンコールは考えてないから。
 別にアンコールがかからなければ本編で終了。」
GISHO「やらないですよね。」
O-JIRO「声が聞こえたら僕らも喜んでやりましょうという感じですかね。」
GISHO「この前、千聖君のバックでやると1億円のSYBER ROSEやりましたね。」
O-JIRO「また次、1億円のギャラ発生させようと思って違う曲、今度いこうと思って。」
GISHO「やりましょう、WAKE UPとかね。
 千聖君の後ろで演奏すると1回ギャラが1億円らしいですからね。でもO-JIRO君のお手伝いすると808円なんですよね。」
O-JIRO「それ決まってるから。」

リスナーからのお便り 3
『もうすぐバレンタインですが、彼女のいる人にチョコをあげるのはルール違反でしょうか』

GISHO「はっきり答えていい?俺みたいな純粋な男にはわかんないな。
俺にはまだ恋っていうのがわからないのよ。」
O-JIRO「何が?最初で最後のLOVE SONG歌ってた人が恋わかんないの?」
GISHO「だからあれが最初で最後だったの。」
O-JIRO「だから、わかるわけじゃん。過去形でいいから。」
GISHO「違うの。せつない男心しかわかんないの。
 JIROさんみたいにみんなにもててる男じゃないのよ。答えてみて、ちょっと。」
O-JIRO「別に、嬉しいでしょ。」
GISHO「あら、八方美人だったのねーっておーちゃん思われてるよ。」
O-JIRO「いや、だって気持ちじゃん。なんか嬉しくないもらったら。捨てるの?」
GISHO「いや、俺もらった事ないからね。いつも孤独と壁を突き合わせて歩いてるから。」
O-JIRO「バレンタイン近いけど、プレゼントとか誕生日プレゼントとかさ。」
GISHO「いや、嬉しいですよ。もう一人スペシャルゲスト。」
千聖「どーも、千聖です。
 そもそもバレンタインっていうのは菓子会社の戦略だから。陰謀だから。
 本当は親愛なる誰々、DEAR誰々、例えばJIROさん、GISHO君をすっごい俺が尊敬してるとすれば、すごいよ。
 本当に愛してやまないってホモとかそういうんじゃなくて、GISHO君が死んでしまったら本当に鼻水たらしてよだれたらす位涙流す自信がある場合は、GISHO君、いつもありがとねってプレゼントをあげる、これがバレンタイン、本当の意味の。
 マルチン・ルターという人が最初にやったんだけどね。」
GISHO「ほぉ〜、急に教養深くなってきましたね。」

曲 イナズマ (PENICILLIN)

(Written by コミュ)



01年2月17日

*今週は西新宿ティアーズミュージックのすぐ側の神社の境内の狛犬が口を開いたとこに影ができるところに輪になっての放送。

『この前初めて名古屋に行きました。』

GISHO「みなさん、結構名古屋好きですよね?」
千聖「好きですよ。」
O-JIRO「御飯おいしい。」
GISHO「メシうまいね。俺、名古屋のメシ一番好きだからね。」
千聖「おでんとか俺、嫌いなんだけど、あのみそおでんはいける。」
GISHO「名古屋のみそおでんを食ってて、
こっちにきた時におでんのみその話しても誰も信じてくれなかったんだけど、みんな信じてくれるようになったりとか・・・。」
O-JIRO「なんで、そんな暗いの?」
千聖「切実な感じがしたよね。」
GISHO「いや、なんかね・・・名古屋に帰りたくなった(笑)。嘘だけど。
 以前ペニシリンSHockでJIROさんと一緒に名古屋の街を歩くっていってあそこにいる新井君がカメラ撮ってくれて一緒にやった事があるんですけど、あれ面白かったよね。」
O-JIRO「面白かったね、地下街とかも歩いたもんね。テレビ塔も行ったしね。」
千聖「名古屋ね、名古屋はね、観光ってほどの観光、実は俺もしてないんだけどね。
 名古屋好きよ、でも近くだし、東京から。」
O-JIRO「そうだね、2時間近いね。」
千聖「なんつっても新幹線で行けるからいいよね。」
GISHO「飛行機はダメなの?」
千聖「飛行機はダメですね、F**K OFFだね。」
GISHO「みなさんの好きな土地とかないんですか?イギリスとかドイツとか。」
千聖「今、行きたいところは中国でしょ、
それからヨーロッパとかもじっくり観光で回ればいいところなんですよ。」
GISHO「なんだかんだ言ってミスター、MCで冗談とか言って教養高いんだよね。
 一緒にイギリス行っててもルーブルじゅじゅつかんとか。」
O-JIRO「美術館ね、じゅじゅつかんって何?」
千聖「(笑)呪いの方?ルーブルはちなみにフランスだから。大英博物館。」
GISHO「お金出すから行こうとかね。俺とJIROさん2千円しかなくて泣いてたのにね。」
O-JIRO「ただ自分の買い物の荷物が多すぎて行けなくなるんだもん。」
GISHO「俺らはミスターについててミスターが靴買ったり、服買ったりしてるのを見てるだけなのに、
 なんか『俺は博物館に行きたいんだ』ってキレだして、で、道迷っちゃう。」
千聖「すんません、すんません、ホントすんません。」
GISHO「結構、好きですよね、歴史系。」
千聖「好きですね、僕、ホント大好きなんですよ。正直言わせてもらうと。」
GISHO「だって、いろいろ奈良とか京都の話もよく知ってるしね。」
千聖「GISHO君が奈良とか京都の話とか軽くするじゃないですか?
『いや、本願寺がやー』って。『本願寺?行きてぇー!』とか思わず。」
O-JIRO「変わってますね。」
GISHO「変わってるよね。」
千聖「そう?寺マニア。寺マニアっていうか歴史が好きなんだね、基本的に。」
O-JIRO「歴史とかどうでもいいもん。」
GISHO「対照的だよね、結構。」
千聖「合理的な人っていうのはホント嫌いなのね。」
O-JIRO「過去は振り向かず。」
千聖「過去を見て、学んで、さらに前を生きると。
 同じ繰り返しをしちゃいけないと。」
GISHO「同じ事、過ちをしてはいけないと。」
千聖「そういう事。
 で、思ったのが俺の友達で美術館とか博物館好きなヤツがいて一緒に行く事にしたの。で、行ったら、思った。いくら好きでも一緒にいるとね、そいつに気を使っちゃうとダメなのよ、やっぱ。
 遊びに行きたい!君達はどこに行きたいの?」
GISHO「俺?俺、大阪に帰りたい(笑)。」
千聖「(笑)大阪もいいよね。」
GISHO「これから大阪で過ごそうかな。
 この前とあるラジオにミスターと出たら『布団がないって、もう買ったんですか?』って質問がきたり。
 JIROさんを家に入れてから俺ん家は言ってる事が本当なんだなってリアルにファンに伝わったみたいで『バレンタインデーに布団送りましょうか?ナベ送りましょうか?』ってそういうファンレターが来て、結構ね、嬉しい。送ってくれ!」
O-JIRO「送ってあげた方がいいよ。ホント、人の住む小屋じゃないよ。」
GISHO「小屋って言うな。」
O-JIRO「ホントに何にもなかったからね。」
千聖「根無し草、いわゆる君は?」
GISHO「何?根無し草って?」
千聖「根っこがない草。」
GISHO「俺、テントとかでもいいもん、別に。家もなくていいし。」
千聖「かっこいいよね。レオンみたいだね。」
O-JIRO「そうだね、どこでも生きていける人だから。」
GISHO「そんな事ないよ。
 一緒にさ、外国とか行って俺の引っ込み思案なとこいっぱい見てるじゃん。」
千聖「バカじゃねぇのか?
 それ今、言いたかったんだけど、全然外国でもこんだけフレンドリーに平気で友達になれる。」
O-JIRO「道がわかんなかったら、勝手にそこら辺に立ってる人に聞いてさ、
でたらめな道をみんなに教えて『あっちにパスタがある』とか言って。」
千聖「HEY×3に初めて出た時にOLIVIAって子がいるじゃん、
あの子がソロプロジェクトで小室さんかなんかと一緒に出たのね、でフランス人かなんかのミックさんかなんかいたじゃん。
 で、みんなの前に出る前ってさ、セットの裏でみんな待ってんじゃん。みんないるわけだ、和田アキ子さんとかもいろいろいるわけ。そん中にさ、いきなりそのフランス人?ミックさん?『OH,Yeah』とかすごいフレンドリーな声がするんでパッと見たら、GISHOが『イヤー、ナイス、ナイス、ベリーナイス!』って。しかも英語なんだけど(笑)。」
O-JIRO「ホント、すぐ、誰とでもだからね。」」
GISHO「いや、最近ね、そうでもないよ。ここ半年間は一人ぽんちだったね。」
千聖「一人ぽんち(笑)。」
O-JIRO「(笑)一人ぽんちって何?」
GISHO「一人ぼっちよりもっと孤独な。」」
O-JIRO「ホント辞書作れるよ。」」
GISHO「ホント、一人ぽんちだったの。結構一人だったでしょ、俺。
 遊びってのは捨てたもん、半年間。」
千聖「フレンドリーになれる時はなれるでしょ?」
GISHO「いや、なれなかったね。本当の孤独と戦う俺っていうのが出てた。
 なんか一人っていいなって気づいた(笑)。」

曲 CROSS HEART(PENICILLIN)

(Written by コミュ)

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